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角膜移植は人から人への愛の光の架け橋
 岩手県は日本での角膜移植発祥の地です。昭和32年10月当時の岩手医大眼科学教室の今泉亀撤教授によって初めて成功しました。
 現在、岩手医大眼科には常に約50人の方々が角膜移植を待ち望んでおり、県内全体ではさらに多くの方々がおられると思われます。
 お一人に死後角膜を提供していただきますと二人の方が光を取り戻すことができます。
 温かい人間愛で角膜提供登録にご理解をお願いします。
 
アイバンク(角膜銀行) Q&A
角膜移植ってなに?
 角膜とは眼球の一番前に位置している直径約12mmの透明な膜のことで、黒目とも呼ばれています。これが病気やケガなどで混濁すると光を通すことができなくなり、視力が低下します。この混濁した角膜を取り除き、透明な角膜と取り替える手術を角膜移植といいます。
角膜移植の効果は?
 すべての方々がこの手術によって視力を回復できるわけではありません。網膜や視神経の病気で失明した人は残念ながら適応外です。角膜が濁ったり、変形したために見えなくなった人のみ適応です。手術の成功率は90%以上ですが,術後の拒絶反応に対する十分な治療が必要です。
アイバンクに登録するには?
 下記に電話かハガキでご連絡ください。申し込み用紙をお送りいたします。

  岩手医大アイバンク
   019-651-5111 内線 3122

  〒020-8790
   盛岡市内丸19番1号
   岩手医科大学付属病院内
   岩手医大眼球銀行
 
誰でも角膜提供できるの?
 角膜の寿命は200年と言われているので、角膜提供をするのに年齢制限はありません。近視や乱視の方、白内障で手術を受けた方、またはコンタクトレンズを使用している方でも角膜が透明であればどなたでも角膜提供いただけます。
 しかし、感染症・白血病・悪性リンパ腫・眼内悪性腫瘍でなくなられた方、また過去にレーザーの視力矯正手術を受けられた方の角膜は使用できないことになっています。
いったん登録すると死後必ず提供しなければいけませんか?
 いつでも登録を取り消すことができます。
 また、亡くなられた際にご連絡がなければ自動的に取り消しとなります。
 ご提供いただく際には改めてご家族の方の同意をいただきますので、その時に取り消すこともできます。
 
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